CoD:MW2感想
2010/01/11/19:36 カテゴリ: 本・映像・音楽
Call of Duty: Modern Warfare 2(輸入版:北米・アジア)
クリアしてちょっと経つので、ここらで感想などを。
ゲームのストーリーで気になった事がいくつかあるのですが、
ネタバレの話ばかりになるので、その辺は割愛で…。
■グラフィック
個人的には「きれいだと思うけど、絶賛するほどではない」という印象です。
トレーラムービーの頃から気になってたんですが、
被写界深度的な表現が基本的になくて(アイアンサイトを覗くと発生する)、
結果として空気感がなく、ものすごくポリゴンポリゴンしてる感じ。
1、2年前くらいのグラフィックレベルかなあ、という印象です。
とはいえ、モデルやモーションの作り込みはよくできていて、
演出面のクオリティと相まって、ゲームへの没入感は十分です。
■ストーリー、演出
ストーリーは…正直、納得いかない部分が多いです。
ストーリー展開に納得いかないというよりも、語られない部分が多すぎるので、
場面のつながりにキョトンとなることがしばしば。
「なんであの人はここでこんな状況になってるんだろう」
「こいつらはいったいどういう目的で行動してるんだろう」
といった疑問を、プレイ中にどうしても抱いてしまいます。
ラスボスの目的もあいまいで、「結局こいつは何をしたかったんだ?」
と思ったままエンディングを迎えるので、カタルシスもあまり得られず…。
とはいえ、あいかわらずの映画的な演出の素晴らしさのおかげで、
最後までプレイしよう!という気にはさせてくれます。
話題になった空港のシーンも、ゲーム表現の新たな可能性を提示した感じで、
まあ、正直かなり気分悪くはなりますが、評価して良い部分だと思います。
■ゲーム性
オフに関しては、ほぼ前作と変わりはありません。
強いて言うなら、ドアなどをブリーチ突入する際、
スローモーションで射撃できるモードに数秒間なる…という、差があるくらい。
あと、ベテランがかなり簡単になりました。
敵が無限沸きしなくなった&手りゅう弾の投擲頻度が下がったので、
印象としてはハードとあまり難度の差がない感じです。
ちなみに、ゲーム性とはちょっとずれますが、
味方のAIがお馬鹿で、2、3m先の敵をぜんぜん仕留められなかったり、
敵が横を通ってるのに何もせずにスルーとかよくあります。
敵の手りゅう弾を投げ返してくれたときは、
「おお、ナイス!」ってなるんですけどもね…。
オンの方は、マップが多少広くなったり、
キルストリークのカスタムができたり、
ライオットシールドなどの面白武装があったりと正統進化してる印象。
ただ、プレイヤーのPing差でものすごく優劣がつくので、
その辺はどうにかならなかったのかなあ、と思います。
なお、MWシリーズのオンは細かな戦略とかはあまり関係ない、
短時間でケリのつく個人能力勝負の場なので、
じっくりと大局的な戦略が求められるBFシリーズなどが好きな人には、
ちょっと向かないと言えるでしょう。
■総評
基本的には良作です。FPS好きなら買って良いと言えるでしょう。
ストーリーを追うキャンペーンモードがちょっと短い
(僕はクリアまで7時間半でした)という点はあるにしても、
ミニゲーム集的なスペシャルOpsや、
オンラインプレイの充実度を考えると、満足度は高い作品です。
ただ、やはりストーリーの説明不足感は否めず、その点は残念ですね。
また、日本語版の誤訳&吹き替えオンリー問題は物議を醸しましたね…。
僕も、オンの吹き替えのしょっぱさをニコ動で見て、
ちょっと耐えられそうもないなあ、と思って北米版を買っちゃいました。
スクエニの責任がどれくらいあるかはわかりませんが、
世界的なヒット作だったのですから、時間をかけて、
もうちょっと大事にローカライズしても良かったのでは?と思います。
クリアしてちょっと経つので、ここらで感想などを。
ゲームのストーリーで気になった事がいくつかあるのですが、
ネタバレの話ばかりになるので、その辺は割愛で…。
■グラフィック
個人的には「きれいだと思うけど、絶賛するほどではない」という印象です。
トレーラムービーの頃から気になってたんですが、
被写界深度的な表現が基本的になくて(アイアンサイトを覗くと発生する)、
結果として空気感がなく、ものすごくポリゴンポリゴンしてる感じ。
1、2年前くらいのグラフィックレベルかなあ、という印象です。
とはいえ、モデルやモーションの作り込みはよくできていて、
演出面のクオリティと相まって、ゲームへの没入感は十分です。
■ストーリー、演出
ストーリーは…正直、納得いかない部分が多いです。
ストーリー展開に納得いかないというよりも、語られない部分が多すぎるので、
場面のつながりにキョトンとなることがしばしば。
「なんであの人はここでこんな状況になってるんだろう」
「こいつらはいったいどういう目的で行動してるんだろう」
といった疑問を、プレイ中にどうしても抱いてしまいます。
ラスボスの目的もあいまいで、「結局こいつは何をしたかったんだ?」
と思ったままエンディングを迎えるので、カタルシスもあまり得られず…。
とはいえ、あいかわらずの映画的な演出の素晴らしさのおかげで、
最後までプレイしよう!という気にはさせてくれます。
話題になった空港のシーンも、ゲーム表現の新たな可能性を提示した感じで、
まあ、正直かなり気分悪くはなりますが、評価して良い部分だと思います。
■ゲーム性
オフに関しては、ほぼ前作と変わりはありません。
強いて言うなら、ドアなどをブリーチ突入する際、
スローモーションで射撃できるモードに数秒間なる…という、差があるくらい。
あと、ベテランがかなり簡単になりました。
敵が無限沸きしなくなった&手りゅう弾の投擲頻度が下がったので、
印象としてはハードとあまり難度の差がない感じです。
ちなみに、ゲーム性とはちょっとずれますが、
味方のAIがお馬鹿で、2、3m先の敵をぜんぜん仕留められなかったり、
敵が横を通ってるのに何もせずにスルーとかよくあります。
敵の手りゅう弾を投げ返してくれたときは、
「おお、ナイス!」ってなるんですけどもね…。
オンの方は、マップが多少広くなったり、
キルストリークのカスタムができたり、
ライオットシールドなどの面白武装があったりと正統進化してる印象。
ただ、プレイヤーのPing差でものすごく優劣がつくので、
その辺はどうにかならなかったのかなあ、と思います。
なお、MWシリーズのオンは細かな戦略とかはあまり関係ない、
短時間でケリのつく個人能力勝負の場なので、
じっくりと大局的な戦略が求められるBFシリーズなどが好きな人には、
ちょっと向かないと言えるでしょう。
■総評
基本的には良作です。FPS好きなら買って良いと言えるでしょう。
ストーリーを追うキャンペーンモードがちょっと短い
(僕はクリアまで7時間半でした)という点はあるにしても、
ミニゲーム集的なスペシャルOpsや、
オンラインプレイの充実度を考えると、満足度は高い作品です。
ただ、やはりストーリーの説明不足感は否めず、その点は残念ですね。
また、日本語版の誤訳&吹き替えオンリー問題は物議を醸しましたね…。
僕も、オンの吹き替えのしょっぱさをニコ動で見て、
ちょっと耐えられそうもないなあ、と思って北米版を買っちゃいました。
スクエニの責任がどれくらいあるかはわかりませんが、
世界的なヒット作だったのですから、時間をかけて、
もうちょっと大事にローカライズしても良かったのでは?と思います。
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