新居浜ぶらり旅・後編

おそくなりましたが、後編〜。

おもむろに愛媛に行ったのにはもちろん理由がありまして、
母方の祖母の体調が思わしくない、ということでお見舞いに行ったのでした。
大きな手術を受けた、とのことだったので心配だったんですが、
予想外に、近々に退院できるとのことだったので、兄貴ともどもひと安心でした〜。


というわけで、ちょろっと新居浜近隣観光などをしてみたり。
親戚の伯母さんに案内してもらって、アサヒビールの四国工場に行ったり、
地方ならではという感じの、テーマパーク並みに大きいイオンに行ったり。

そして、新居浜市の山沿いにある観光スポット「マイントピア別子」に行ったりしました。

* * *

新居浜市の山岳部には「別子銅山」という、過去には一時代を築いた銅山がありまして、
その跡地の一部分をテーマパーク化したのが、マイントピア別子です。
山の麓にあるテーマパーク内の駅から、小さな列車で鉱山鉄道を数分走り、
そのまま陸橋で河を越えると、観光坑道の入り口がある岩山に到着します。

…と書くと、ほんのり壮大なところっぽい印象ですが、
銅山の偉大な歴史に比べると、正直規模の小さなところでして。
鉱山鉄道の走破距離はかなり短いし、
観光坑道自体も、あまり深く続いているものではありません。
ぶっちゃけ、「入場料高い〜」という感想ではあるんですが、
そうは言っても、この坑道はなかなかのものでして、暗く寒くじめっとしたこの空間…。
苦手な人はかなり嫌だろうなあ、と思われる、けっこうなホラー坑道でした。
なんとなく、ゲーム「SIREN」を彷彿とするような感じで…うーん、じめじめ。


これが観光坑道の入り口付近。
足下の非常灯くらいしか明かりがない、かなり暗いところで、
内部の気温は19度!という涼しげ、というかちょっと肌寒い場所でした。
坑道の角から屍人が現れたりしても不思議じゃない感じ。


こちらは、陸橋を渡る鉱山列車の勇姿。
ちなみに列車内部にはなぜか、これでもか!とばかりに風鈴が吊るされ、
ほんのりとジャパネスクホラーな雰囲気を醸し出してました。
…いや、実際は涼しげな感じを演出してたんでしょうけどももも。

そんなこんなな、マイントピア別子でした。
あ、テーマパーク内で売ってた、いよかんソフトクリーム。美味しかったですよー。

* * *

というわけで、短い新居浜滞在は終了しました。
旅行自体、かなり久しぶりだったのでちょっと疲れましたけど、
ふだんと違う時間や人の流れを感じられたのは、新鮮で良かったかも〜。
…などと言いつつ、やはり自分の部屋で寝るのが、
いちばん落ち着く部分もあるんですけどね(^ ^;)


締めくくりは、特急列車で瀬戸大橋を渡ってた時の写真。
海を見たのも久しぶりでしたねえ。雄大な景色です。
もっとも、瀬戸内海を眺めつつ兄貴と、
「獄門島ってこの辺のどっかにあるんだよねー」とか話してたのはナイショ…。
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