画竜点睛を欠く

Apple iMac Desktop with 24" Display MA878LL/A
B000R805L4

先日、発表された新iMac
新宿ヨドバシで見てきたので、ファーストインプレッションなどを。
ちなみに、上のリンク先は海外amazonです。
国内amazonでは、まだ販売してないっぽいんで…。

* * *

さて。
まず、何が何でも語らなければならないのは、モニタの品質。
20インチモデルの品質が…いやはや…ひどいものです。
スペック上では視野角は160度ずつになってますが、
本当か?ってくらいに、色の諧調の劣化具合が激しい…。
パッと見の印象では、140度くらいじゃないかなーというくらいのしょんぼり感でした。
24インチモデルは、しっかりとした液晶のようで問題ないクオリティ。
ちなみに、グレアになった液晶の映り込みは、思ってたほど気にはならなかったです。
まあ、自宅に置くとどういう印象かはわかりませんが…。

次に、キーボード。
ちょっと触っただけなうえに、
展示品を立ったまま使ったので実際はどうかわかりませんが、
印象としては、あまりに高さがなく薄っぺらなせいで、キータッチしづらかったですね。
あと、キーがふにゃふにゃした感じの感触だったのでびっくりしました…。
まあ、使っていくうちに慣れるかもしれませんが〜。

最後に外見でも。
あまりマジマジとは見なかったですけど、
個人的には前のモデルよりも好印象なデザインです。
外枠が灰色のアルミになったことと、液晶に黒フチができたせいか、
まぶしい白で覆われていた前モデルよりも画面をすんなりと注視できるようになった、
みたいな感じがありましたし、本体もスリムで美しいフォルムを描いていましたね。
そんな中で気になる点というと、
マウスとリモコンだけが真っ白で、前モデルのまま、という点。
特にリモコンに関しては、本体とセットとして考えるべきものなので、
どうしてこれが代替わりしていないのかは不思議なところです。
10.5合わせで出るのかな…。

* * *

というわけで、まとめ。
20インチが前20インチモデルと同等の品質のモニタを搭載していたら、
名機だったかもしれないのに…というところでしょうか。
正直、あの品質では、プロユースでは使用できないでしょう。
かといって、24インチモデルは大きすぎです。
はたして、あれを自宅の机のうえに置けるものかな…。激しく目が悪くなりそうです。
もちろん、解像度の大きさは魅力なんですけどねー。

いやはや、アップルはなんでこんな中途半端な20インチモデルを作っちゃったかなあ、
と首をひねらざるを得ないんですが…。まあ、そんなこんなで。以上、第一印象でした。
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